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中国の核汚染 近隣諸国懸念高まる

2011年04月08日

【新唐人2011年4月8日付ニュース】福島第一原子力発電所の事故を受けて、世界各国では原子力発電の安全問題が見直され始めました。一方、中国では依然原子力発電所の建設が進められ、近隣諸国の不安を招いています。香港や台湾では民間団体が動き出しました。
 
香港公民党副主席 黎广德:「大亜湾原発の操業はすべてがブラックボックス作業、使い済みの燃料棒は高度の放射能を帯びています。やっと気がついたのですが廃棄燃料は臨時保管と言って、大亜湾にずっと置かれています。すでに10数年になります」
 
中国からの核汚染を案じ、香港では環境保護団体が街頭に出て、広東省の大亜湾原発の真相を暴きます。
 
民主党主席 何俊仁:「二度とあってはなりません。結果は恐ろしいです。子孫にも申し訳ないでしょう。大陸でもこのような声が出始め、我々は先ず自分のやるべき事をします。深センにもう一つ原発を立てる計画が出されています、香港の電力供給のためだそうですが我々は要りません。電力会社は監督できるものでなければなりません。問題が生じたとき差し止める責任があるのです」
 
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台湾では、環境保護団体以外にも、元総統や総統立候補者なども、核問題を議題に挙げています。
 
民主党主席何俊仁:「台湾は民主社会ですから公開討論が可能です。最後には市民が決めることです。原発の安全は絶対ではないし廃棄物の問題も解決されていません」
 
広東大亜湾原発は香港から50キロ、福建福清原発は台湾から130キロ先に位置しています。
 
中国の核危機に対する懸念が高まり、香港では監督組織を立ち上げ、台湾では中台間の核安全協力を提案しています。また、韓国では実験を行い、中国の中西部で核爆発が起こった場合、3日間で核汚染が韓国を襲うと発表しました。
 
新唐人テレビがお送りしました。
 

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